外車修理

ベンツ修理代がこんなに高いの?テスター「診断機」で見てる?

xentry DASです。ベンツ修理には絶対欠かせることの出来ない診断機です。現代のベンツにはないと絶対手が出せません・・1千万円近くする車両を保険無しで板金修理をするような物です!?今は必須テスターでありもちろん触るにあたり「外車のスキル」がないと駄目です。

汎用テスターがあるからウチは何でも診れるよ?・・・これ、一番「ヤバイ」表現ビッグマウスです・・

それではベンツ修理のテスターについて詳しくご説明いたしますね!通常の工場でここまでは言わないと思います。って言いますか言えませんね・・ベンツの修理をしている方でしたら、お分かりいただけると思います。

そして大々的にwebでご紹介している事例のお店は、ハッキリ言いますね!経験がお有りだからです!そして沢山の失敗もしているから宣伝出来るのです!

外車にお乗りの方は、まず第一にご心配になるのが

【ベンツ修理代金や車検が高いとお金の悩み】ではないですか?

診断機で見てもらうと修理代金が高いイメージが..

  • メルセデスベンツ
  • BMW
  • アウディ
  • フォルクスワーゲングループ(フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェなど)
  • オペル

少し大雑把ではありますが、このあたりが日本で乗られている欧州車になります。

 

筆頭にあるメルセデス・ベンツは現在昔に比べるとだいぶ安く購入できる様になりましたね!ユーザーさま側からすれば車を意識して乗り出してからは、憧れの車ではないでしょうか?

今のベンツはスタイルも良くて女性でも乗りやすいなり、昔ではあり得いくらい低金利で購入できるようになりました。

メーカーさん独自の分割販売で残価一部据え置きで購入できるローンもあります。理想的なローン(割賦販売)です。

今ではほとんどの自動車メーカーさんが、取り入れており販売促進に繋がっています。

しかし、外車は昔からベンツの修理やBMWの整備となると、とても修理代が高額でどこをどういう形で直したのか分からない..

自家用車のベンツを車検に出したけど、見積もりが78万円

これは本当にあった見積もり提示額になります….

 

とてもじゃないけど、支払いができない。ここまで直さないと車検が通らないのかな?

このハブベアリングってどこに使っているんだろう?

オイル漏れがあるから車検が通らない?

オイル漏れのしてるオイルパンって?

オイルフィルターベースパッキン? 何の役目をしてるの?

 

車検の諸費用に関しては

車検の印紙代って?

どうしてお店によって1100円だったり1800円だったりするの?

重量税が2年前は32800円だったのに今年は45600円??

この金額の差はなに?

このようにどこまでが諸費用で部品代なのか、分からない項目が外車の車検整備にはつきものです..

 

そして、診断料「テスター診断」て何の料金なんだろう?

見ただけでお金を払うのかな?

車検に出してこの様な疑問はありませんか?

 

そして外車に限らず国産でも自動車には必ずテスター診断機を使って、各部の点検調整、ECU(コンピューター)のアップデートや故障履歴などの確認と現状把握を目的とした診断が入ります。

それが、先述の診断料「テスター」と言う事になります。




車両診断機「テスター」の性能と使い方とは?

そして、そのテスターには色々な機種があります。

自動車メーカーが独自で制作して、とてもコストがかかっているメーカー専用診断機があります(ディーラーさんで常に使用)。

メカニック個人一人ひとりの技術が非常に関わってくる診断です。

 

全ての機能を使いこなせているメカニックは存在しないと思われる程、高度な技術力と理解力、そして判断操作が専用診断機には必要になってきます。

もちろんパソコンの操作方法に於いては、必須になります。

特にショートカットキーは、当然理解して使いこなせないと診断する時間に大きく関わってくるからです…

診断している車両でパソコンをコントロールするわけですから、マウスは使えません。

そして、わざわざカーソルを戻してなんてしていますと、正直時間のロスになります。

 

Windowsならメモ帳、Macintoshはメモを頻繁に使ってコピーしておいて、あとで確認する時にはメモ帳は便利な機能であり時間の短縮に繋がり人間の記憶だけでは信頼がありません..

 

「ボールペンで紙に書き写したり、スマホをツナギから出してスクリーンショット風に撮影」をしていたら、まして店舗の中で待っている間の作業であればできませんよね!

 

通常、待っている作業では40分〜50分が限界と言われています。

 

この40分〜50分が過ぎた辺りから、お客様は周りを気にしだしてきます。

つい自分の車の所に行ってメカニックが作業している風景を眺めたり、時には状況を把握するためにメカニックの所に直接出向いて故障している付近まで行かれる事もございます。

 

早く見てもらって現状をいち早く知りたい。そう言うお気持ちでしょう!

 

これを見て見ぬふりをしたら次回来て頂けるお客様はいますでしょうか?

時間には気を使って管理していかないと、リピーターにはなって頂けないないと…

これは自動車関係に限らず全ての職種にも言える事だと思います。

 

すみません話がそれましたので戻しますね

他に、汎用テスターと言って数多くのメーカーは何でも診断がする事ができて、現状のメーター内に点灯している警告ランプを診断できるテスターがあります。

このテスターの売りはなんて言っても、大体のメーカーが診断できる診断機なんです。

しかし、この汎用テスターは大まかな診断内容しか見れません..

 

例えば)

エンジンの故障ランプが点灯していた場合

エンジンのECU(コンピューター)に入力している故障コードなどが、読み取りができない事もたまにあるのです…(個体差がございますが)

 

「エンジンの故障コードは、Pから始まるコード番号です」

「P1234とかP5678」などがフォルトコード(故障コード)です。

 

メーカー専用テスターになると、故障コードを読み取りどこの部品が、今この電圧で制御していて水温が80度付近になると、サーモセンサーが信号を出し電圧を制御するなど、ここまで専用診断機は見れます。

そしてライブデーター(実測値と言いまして車両の制御しているセンサー系の動きをリアルタイムで見る)を見ることができて、それをメカニックは車両の現状を把握して故障箇所を追求し更に見極めていきます。

 

この一連の操作性が専用診断機は優れているんです!

 

そしてパソコンのスペックにもよりますが、パソコンのCPUが高性能でメモリーも大きい物であれば診断していても、非常に使い易くなお且つストレスなく診断ができるのが、今現在汎用テスターも出回ってきています。(サクサク動くパソコンです)

 

専用テスターには、自己学習機能が備わっています。

新しい部品を取り付けて、その部品を現在の車両にあてはめる作業も備わっているのです。

たとえばメルセデス・ベンツは、オートマチックを載せ替えや中身のエレクトリックプレート(ミッションを制御するいわゆる制御盤です)を交換時には、必ず車両一台一台に割り振られた番号がありその番号をインプットしてあげないとエンジンは掛かりますが、走らなくなってしまい変速もしない等の不具合がでたりします…

そういう修理には専用テスターがないと手がつけられません!

専用診断機でないと、そこまでできないばかりかメーカーからオンラインで情報をインプットする許可番号を付与され、入力もしなければいけないのです。(車両や部品その工場の受け入れ体制でピンキリですが)

そこまでできるのが、専用診断機なのです。

しかし非常に優れていますが、それにはリスクも伴うので途中までしか作業しない工場、そして最後まで完結する工場があるのは様々です。

何が言いたいかといいますと、新品の交換部品(高額部品)が破損することもあるのです。

オンラインで作業しますので、途中バッテリーが一定電圧で車両に送れなくなり、途中でオフラインになったりすることもあるのです…

途中でパソコンや供給しているバッテリー管理が不十分でフリースしたら、そこで高額な新品部品が二度と使用できない事もあり得るのです…

それができる工場はごく少数で、そしてそれだけの経験知識がないとできないのです。

ディーラーさんは、そこまでしっかり考えられていてバックアップ体制が完全に整っているので安心して作業ができるのです。

そこまでできる専業工場は、本当に一握りの工場なのです…

私が思うことは、民間は民間の仕事をしてディーラーさんはディーラーさんの仕事をして戴く。

メーカーさんの力添えもないと、釣り合いがとれないのではないでしょうか?

すごく歯がゆいですがこれが現状なんです。




専用テスターにも色々シークレットな事もある?

上記画像はWISと言う整備解説書「サービスマニュアル」と言うベンツ専用のものです。

必ずディーラーでも使用しているマニュアルですが、一般の工場に出回っている事はないと思われます。

ピンポイントで部品の箇所にアクセスできるマニュアルですが、熟知していないメカニックですと必ず使っている段階で今どこを見ているのか分からなくなることが多いです。それ程国産のマニュアルとは全く使い勝手の違うマニュアルです。

締め付けトルクやイニシャルトルク値等も車種ごとに出てきて信頼のおけることでも有名です。

専用テスターって、ディーラーさん以外出回ることはあると思いますか?

正直いって、NO 出回る事は無いです・・そう思います・・

メーカーさんが、莫大は資金をかけて制作したテスターをみすみす販売はしないと思うのです。

仮にあったとしても、それは正規販売できない別のルートから出てきたテスターでは?

そして私は、いまだそのテスターを触ったことはございません..

もし現在も

「メーカー専用テスター完備」と

うたっているショップがあるならば

それは素晴らしい技術を持ち寄ったエンジニア達が正規テスターのメカニズムを標本にした物ではないでしょうか?

そこの所は賛否両論ありますが、一言では片付けられませんが…

 

日本のテレビメーカーの技術が、とあるルートで海外のメーカーに渡っていたらどうなりますかね?

 

それと全く同じ事ことではないでしょうか..

 

そのテスターを使用していて、診断していた車両が故障したら、どこが責任を受け持つのでしょうか?

そういうリスクを負いながらでないと競合できなくなってきていて、特に自動車業界は囲い込みが激しくなっています..

そして周りの工場が全てライバルなのです…



これからの自動車診断機の行方

正直言いまして、この先この業界で使用しているテスターは一本化されると思います。

一本化と言うのは、日本の電子メーカーが制作したテスターが認可されて、そっくりメーカーのテスターと同じ作業と言うのは不可能ですから、それに近い作業ができて8割位まで民間工場で作業してその後の作業は、ディーラーさんで作業しなくてはいけなくなる世の中になってくると今後は思われます…

ご興味がおありでしたらベンツのデフオイル漏れの記事はこちらです

現在でもそういうテスターを使っていて、エンジンのECU(コンピューター)のデーターを全て飛ばしてしまった?

新品のECU(コンピューター)を実装したが、コーディング(書き換え)時にテスターから求められた文言の意味が分からず違うボタンをクリックした為に、新しいECU(コンピューター)が二度と書き込みができなくなり再度購入しないといけなくなった?

こう言う事が現実起こっていて、メーカーさんに頼み込んで入庫して戴き作業したが、二度作業していますので余計に金額が掛かり結果的に採算がとれない仕事が発生するかも知れません…


この様に表にでない症例が沢山あるのです…

最後になりますが、外車に限らず国産でも今ではハイブリッドやPHVの車両が沢山出回っている世の中です。

そういう技術を備わった工場やショップ、そしてメーカーさんではないと対応は不可能になった自動車業界です。

 

是非身近なメーカーさんや工場さんにお車を預けられる所を探して見てはいかがでしょうか?

 

必ず親身に見て頂ける所が必ず見つかるはずです!

 

そう言う未来に是非期待したいですね!

 

ここまでお付き合い頂きまして誠にありがとうございます。

追伸

今日綴った事に於いては賛否両論などございますが、私一個人の意見でございます。

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