BMWがやっと重い腰を上げてリコールの発表をした模様です。
この今回のリコールとは、今始まった内容の部品ではないと私は思いますが…
2004〜2011までの車両と明記ありますが、ハッキリいって遅すぎる事であり、古過ぎてもう既に乗られていないユーザーもいるはずで、遅延すぎるくらいです。
リコール部品の名前は、「ブロアーレギュレター」というエアコンやヒーターの風の風量を調整する部品なんです。
この部品、私は何百個変えたか記憶にない位ありますので、このリコールが非常に目にとまりました。
私が行ってきたBMWのこのリコールに関して少し掘り下げていきたいと思います。
そもそも遅延リコールでは?
リコールとは、車両の不具合箇所が同じ車種で大量に発生した部品や用品エンジン部品などを改良品に交換や修正をメーカーが無料で修理を行う事です。
自動車におけるリコールとは、設計や製造段階を原因とする不具合が特定の自動車および原動機付自転車に発見された場合、道路運送車両法第63条の3に基づき、メーカーや輸入業者が国土交通大臣へその旨をあらかじめ届け出て、該当する製品を無料で修理をする制度のことである。出典 ウィキペディア
あなたがお乗りのBMWは、マニアックなE46やE90系ですか?一度は、「ブロアーレジスター」って交換した記憶はないですか?
真夏にエアコンのAUTOスイッチを押しても風が出ない事ありませんでしたか?修理見積もりしたら、10万円位を提示されませんでしたか?
まさにそのブロアーレジスターが原因のリコールなんですね!リコール初年度から数えると、もう14年が経過していますよね。
対応が、今はやりの遅延しているのではないか?と思って仕方ありません。
このブロアーレジスターの不具合は、多い時で毎日交換していた事もあるくらいでしたので、今になってとても驚いてます。
リコール基準
メーカーそれぞれ違うと思いますが、同じ不具合で車両が沢山出てくる場合はリコール処理になります。
台数やリコールにする達成基準はメーカー独自に対するなり、まったく表には出ないのが現状です。
余談ですが、リコールが出ると販売店やサービスにおいては通常の車検整備や一般修理の妨げになるため、かなりの時間がリコールには必要になります。遅くまでリコールに追われる事も日常茶飯事です。
bmwリコール情報はこちら
ビー・エム・ダブリューは12月19日、火災にいたるおそれがあるとして3シリーズの16車種、計10万228台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2004年11月24日~2011年12月1日。不具合件数は1件で、火災が1件発生している。対象車両はエアコンディショナーのブロワーファンレギュレーターに不具合があり、電力を供給するワイヤーハーネスに使用される端子のメッキ素材が不適切なため、車両振動によってメッキが損傷して摩擦腐食が発生することがある。そのため、電気抵抗が高くなりワイヤーハーネスの端子が発熱し損傷して、最悪の場合、火災に至るおそれがある。改善対策として、全車両のワイヤーハーネスを対策品に交換する。
よくテレビでBMWが燃えた?!
中国でよくあるニュースですが、日本でも当然ある事なんです。引火ではなく、発火といった方が分かりやすいのではないでしょうか。
ブロアーレジスターが原因で燃える…
私も車両火災を目の当たりにした事はが沢山ありますが、車の内装の素材は正直言って、あっという間に燃え広がります。
素材自体が、石油関係が混じっていると思われるので、ガーと燃え広がりますので本当に注意してください。
前述のリーコール内容には、不具合件数1件で火災が1件発生している?・・・これって100%発生して火災になっているとう言う事ですから大変なことです・・?あとの事はご想像にお任せしますが、私は腑に落ちない所だらけです・・・
BMWリコールまとめ
BMWのリコール関して書いてきましたが、どこからリコールになってリコールではないのかが、いまだ不透明な事が沢山ありますが安全には変えられません。
BMWメーカーが必要としている事なので全てお任せしたい所ですね。車は機械ものですから、当然耐久性に関しても発売前から対策は難しいのでリコールは付いて回るものです。
内容をよく把握してメーカーに出すことも必要ではないでしょうか。