内臓の機能が低下することによって、イライラしたり憂鬱な気分になるといった精神面への影響はよく耳にしますが、その中でも肝臓はうつ病と深い関係性にあるそうです。
普段肝臓は黙々と静かに働いている様子から「沈黙の臓器」と呼ばれ何か異常があってもそんなに自覚症状というのがでてきません。
なのでちょっと肝臓の調子が悪くても、何となくだるいなとか疲れたなと感じるくらいで肝臓が原因だとは気づかない場合がほとんどです。
分かりづらい部分に何かしらの症状がでていることが多いので、肝臓の知識を知っておくだけでも何かしらの対処ができるようになるでしょう。知っておくことは自分を守る上でとても役立ちます。
また肝臓とうつ病の関係性ですが、肝臓が肝機能障害などを患うとアンモニアなどを解毒することができず、ダメージが脳にも行ってしまうことでうつ症状が発生するそうです。
そういった意味でうつ病と肝臓の関係性は注目されていて、肝臓が原因のうつ病という可能性も考えられるのです。
肝臓に負担をかけるような習慣がある人は、一度肝臓の健康状態をチェックしてみるとうつ病が改善するかもしれませんね。
うつ状態で肝臓に負担がかかる要因は?
肝臓に異常がでてくるとアンモニアなどが解毒されず、脳にダメージがいってうつ病になる可能性があるのですが、具体的にどういったことが肝臓にとって負担となるのか気になりますよね。
一番先に思いつくものとしては、アルコールの飲みすぎが原因としてあるでしょうか?
アルコールを控えた方が肝臓に優しいというのはテレビでもよく見かけますよね。
どれくらい飲んだら肝臓に異常がでるのかといったことは個人差があるのでしょうが、誰にとってもアルコールは肝臓にとって負担になりえるものになります。
後はよくあるものとしては食べすぎ飲みすぎでしょうか?
ついつい甘いものを食べすぎちゃったり脂たっぷりのこってりラーメンを毎日食べたり、食生活が乱れている人も要注意ですね。
見落としがちなこととしては薬というのもありますね。薬も肝臓で処理されるため、負担となるかもしれない要因にはなります。自覚症状が中々出づらい肝臓ですが、全くサインがないというわけでもないです。
明らかに生活習慣が乱れているといった場合は、肝臓にも負担がかかっている可能性がありますので、病院とまではいかなくても一度自分の生活を見直した方がいいかもしれません。
肝臓に負担がかかっている時のサイン
肝臓に負担がかかる原因というのはいくつか挙げましたが、実際に肝臓が悲鳴をあげているときどのようなサインをだしてくるのかが気になりますよね。
こうなったら肝臓が疲れているんだと分かると都度対処することもできます。
肝臓に負担がかかっているサインとして有名なのは黄疸です。顔が黄色くなったり肌が黄色くなったり、手のひらや足の裏が黄色くなったりとにかく黄色くなっている状態の時です。
黄色だ!ってハッキリ分かるくらい色がついていたら病院に行った方がいいでしょう。すでにこの頃にうつ病の自覚症状も次第に出始めてきていると思います「とにかく怒りっぽくなる事が多くなり時には人に当ることがあります」
その場合は緊急なことが多いです。
他のサインとしてあげられるのは、突然きれる事がなったり自律神経が乱れて不眠になったり、爪に縦の筋がでてきたりというのがありますね。
意識していないと分かりづらいですが、これらも肝臓が関係している場合があります。
一番見落としがちなサインとしては疲労感ですね。
よくありがちな身体のだるさだったり、肌の調子だったりというのも肝臓の疲れが原因というのは意外とあります。
食べ物をエネルギーに変えているのは肝臓ですので、元気のなさ=肝臓が原因という場合が多いでしょう。
疲労を感じたらまずは肝臓を疑ってみましょう。
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skycircle