昔はうつ病を診断する手段といえば、医師との対談や、問診だけでした。
患者と医師が見て分かる共通の指針というのがなかったんですね。
ですが、最近はうつ病を数値で診断できる光トポグラフィー検査というのがあります。
技術は日々進歩しているという感じがしますね。
光トポグラフィー検査は、脳の活動を見て、うつ病や双極性障害、統合失調症などを診断でき、問診と合わせることで信頼性が高い診断を可能にしてくれます。
本当にこの病名であっているのだろうか?という疑問を解消できるツールというわけです。
そして患者としても、客観的に自分の状態を把握できる手段になりますので、治療に身が入りやすくなります。
なので、この光トポグラフィー検査を受けるうつ病患者さんは、
非常に多く中々予約がとれないという状況があったりするのです。
うつ病を早期発見するにはどうしたらいいのか?
うつ病を数値化して診断できる光トポグラフィー検査ですが、
検査で分かるくらいの状態というのは、やはり長期間の休養が必要な状態だと思います。
長期間の休養というのは、中々もどかしいものがありますし、
色んな焦りを起こさせる要因にもなります。
できれば、早期発見をして重症化する前に、
気づきたいものです。
ですが、うつ病の早期発見というのは意識していなければ中々難しくこのサインがでたら気をつけましょうという明確なものもないのです。
一番多い原因としてあげられるのはストレスではありますが、必ずストレスが原因でなるとも言えませんし肝臓などの内臓の具合の悪さからきている場合もあります。
ですがどのような原因でも、
ちょっとした体調不良はあるものです。
そのちょっとした変化に気づけるかどうか。
それが早期発見にとって大切なことになります。
うつ病になる前に起こるサインとしては、
疲れがあったり、朝起きれなかったり、食欲がなかったりなど色々あります。
いつもの自分だったら、こうなのに・・・・・・なんて思うようなことがあれば、
注意が必要。
すぐさま休養をとりましょう。
数値化できることは改善できる
ダイエットでも何でもそうなのですが、
自分が今どの段階にいて、次はどこに向かっていけばいいのか?ということが分からなければ、中々改善することができません。
ダイエットであれば体重計という指針があって、ゴールに向かっていっていることが分かるからこそ、着実に歩んでいけるのです。
それはうつ病でも同じで、
やはり数値として捉えられるということは、
ただ漠然と治療するよりも、
確かな効果があるのです。
また、数値の恩恵は本人だけに留まらず、
周囲の人から見ても分かる客観的なデータになります。
誰が見ても分かる数字というのは、
理解することを手助けするツールになります。
数値化することによって、
医者と患者が互いに理解し、
協力し合いながら、治療へと向かっていけるのです。
光トポグラフィー検査によって数値化できるというのは、
うつ病治療にとってとても大きなことですし、治療に前向きになれる要因にもなります。
もし、自分のうつ病治療について疑問を感じているのであれば、
数値化で見える光トポグラフィー検査というのを受けてみるのも手かもしれません。
新たな発見があるかもしれませんよ。