うつ病について調べている人の中にはご存知の方もいるでしょう。
仮面うつ病という言葉。仮面うつという言葉の通りうつ病の症状が目に見えて分かりづらいうつ病を仮面うつ病と呼んでいます。
もっと具体的に言えばうつ病の初期段階の時に、精神的な落ち込みよりも頭痛や肩凝りなどの身体的な症状が強くでていてうつ病だと分かりづらいのが仮面うつ病です。
最初は身体的な症状の方がでてうつ病だと気づくのが難しいんですね。
そして仮面うつ病の状態がしばらく続くと、よく言われるうつ病特有の気分の落ち込みなどが現れてくるのです。
仮面うつ病というのはうつ病の初期症状とも言えるのです。
この初期段階の時にうつ病治療を開始できると回復もしやすいです。
ですがどんな病気でもそうですが初期の段階で見つけるのってけっこう難しいですよね。
小さい症状だからこそまた今度でいいかって後回しにしがちだし何かのサインを感じたとしても、別の病気だと勘違いしてしまう。
普段からよほど自分の健康に関心をもっていないと中々気づくことができません。
だからこそ普段から自分の体調を気にかけることは大事だと言えますね。
仮面うつ病と自律神経失調症
仮面うつ病の他にも自律神経失調症というものがありますよね。
仮面うつ病よりも聞き馴染みがあるような感じがするのですが、実際自律神経失調症とはどのような病気なのでしょうか?
調べたことによれば仮面うつ病のような身体的な異常が特になく、原因が掴みきれないものを自律神経失調症と言うようでその原因は様々です。
生活リズムの乱れやストレスホルモンバランスの影響などで、身体の器官をコントロールしている自律神経が乱れて調子が悪くなる。
目に見えての異常が出ずらいので患者さんとしては「病院に行っても特に異常は見つからないけど何か調子悪いんだよなぁ?」という風になりがちです。
ですが何か調子が悪いというのは紛れもないサインです。
例え病院で異常が見つからなかったとしても自分で生活習慣やストレスの度合いなどを振り返って対策しましょう。
また、自律神経失調症は仮面うつ病と同様にうつ病になる前の前段階としても見られるものです。
自律神経失調症になってからうつ病になったという流れがけっこうあります。
なので、ちょっと調子が悪いなと感じたらすぐに病院に行くことをオススメします。
仮面うつ病と自律神経失調症を見分けるポイント
仮面うつ病も自律神経失調症もうつ病の前段階として見られることが多いという意味では、厳密な違いというのはあまりないように感じます。
ただ症状が起こる原因は、両者違いがあって自律神経失調症の場合は、不規則な生活やストレスで身体の不調を起こしますが、仮面うつ病の場合は脳の神経伝達物質に異常が起こることで起こります。
表面的な症状だけでは医者ですら正しい判断が難しく、正確な診断には色々な条件を検証する必要があります。
自分で見分けるのは非常に難しいです。
ですがどちらであれ不調のサインはでてきます。
私達はそのサインを見逃さず対策することが必要になってきます。
ちょっとした不調にこそ気を配りましょう。
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