とうとう症状が私自身ではない自分が出始めました。
言葉に発している事が訳の分からない事と分かっているのですが、もう一人の自分が冷静に聞いていてまるで二重人格になっているのがはっきり分かりました..何を言ってるんだ?しっかりしろともう一人の自分がささやいているのですが全く違う事を言っているのです。
邪魔になっていた車両を移動しようとするのですが、結局車両を又置いてあった所に戻してしまう事もあり、何をやっているんだろうと周りにいる人たちに見られていると思うと居たたまれなくなりトイレに入りしばらく閉じこもって我に帰れとばかりに何回も念じていたの事も覚えています。
自分自信ではどうする事もできないで、その事が逆に症状を悪化させている事も何となく分かっていたのかもしれません..その行動を見ていた妻や長男はとうとう頭がおかしくなったと思ったのでしょう。時間がしばらく過ぎ私を車で行き先は告げず走らせました。
その道中はもう錯乱状態で、車窓から見える人物はもうこの世ではない動きをしていたり白線とかもフラフラ揺れて見えていたのを覚えています。とにかく異常でした。
目的地に着いたのでしょう?
何やら私を手招きしてくださる方が肌寒い中こちらにどうぞ?と言ってくださっていました。私は力を振り絞ってその方へ行こうとしますが立てるのがやっとで支えられて建物の中に入る事ができましたが、その後は少し断片的にしか覚えてなく何故か簡易ベッドの上でマッサージを施術して頂いていました。
後で説明を妻から受けたのですが、とにかく血行を良くして体の細胞等の循環を良くすれば快方に向かう事を知って施術してくれたそうてます。
しかも施術師は妻の知り合いでもあるオリンピック「トライアスロン」に同行して出場選手にマッサージや鍼灸を行う業界では有名な先生だったのです。
うっすらですが施術中も優しく私に言葉を投げかけて頂きながら私の感情をコントロールして下さったんだと思います。
あまり覚えていませんが、約一時間ぐらい施術して頂いて起き上がって前方を見渡すと妻と長男がこちらを見ているのが入室前と後では明らかに現実的と思えるようになったのは明らかでした...
最後まで感謝そしてありがとうございます
skycircle