うつ病を患うと社交的だった人も外にでるのが怖いと感じるそうです。
表現の方法は様々ですが、うつ病患者さんはほとんどの場合あまり外出しなくなる傾向にあります。
憂鬱とした感情を抱きながら外にでるというのは思った以上に大変なことです。
何か特別なことがなくとも外にでるだけで疲れるという人は数多くいるんじゃないかと私は思っています。
また逆にうつ病でも外にでるのは平気という人もいますよね。
数としては多くないのかもしれませんがそういう人を見て疑問に感じる人もたまにいるようです。
外にでるのは平気という人に対しての私の考えとしては、単純な個々人の認知の違いがあるだけなのではないかと思っています。
うつ病患者さんが外にでれない理由に、人と会って話すことが怖いとか気力が湧かなくて動けないとか見知らぬ人にどう見られるか気になるとか色々あります。
これと同じように、外に出れるうつ病患者さんも「外を出歩くだけなら、まぁ何も害はないかな」というふうに感じている可能性もあるのです。
本当に細かい感じ方や認識の違いで「外にでれる・でれない」も別れているのだと思います。
うつ病の人の外出に対するイメージについて
私は現在うつ病が少し楽になったような状態ですので、外にでることは嬉しい事に日常的になりました!
今だからこそ外に出るのも辛かった時期を冷静に見ることができます。
昔の経験からうつ病の人が外出に対して持っているイメージについて少しお話をしていきたいと思います。
私がうつ病で「無気力・無感情」だった時、外出という言葉を聞いて真っ先に思い浮かんだ言葉は「憂鬱、外は何があるか分からないし気を引き締めなくては・・」というものでした。
かなり大袈裟な感じがしますが外出をする時にあらゆる最悪を想定をしていたのです。
- 見知らぬ人に馬鹿にされるかもしれない
- 不良に絡まれたらどうしよう
- カラスに頭つつかれたら嫌だな
- そもそも歩くのが嫌だな
というようなあらゆるネガティブなことを思い浮かべたのです。
私の雑念が多すぎると言ったらそれまでですが、とにかく外出という言葉を聞いて楽しいイメージなんて欠片も思い浮かばなかったのだけは確かです。
苦痛というイメージだけが浮かんでいました。
趣味には出かけられるという人は、その点趣味に対してはきちんと楽しいイメージを持っていてそこにネガティブさを感じていないのだと思います。
こういった経験から出かけるにも楽しいイメージが必要なんだなということに気づきました。
苦痛のイメージを持ちながら出かけるというのは中々辛いです。
うつ病でも楽しむことについて遠慮はいらないよっ!
うつ病患者さんは、楽しむということにどこか遠慮しがちなところがあると私は感じます。
私自身も「うつ病なのに楽しんでたら変じゃない?」って気にしてた時期もあります。
でもそれってけっこう勿体ないことなんですよね。
せっかく楽しめるだけの時間があるのに、周りを気にして楽しまないって本当に勿体ないことです。
そもそも私達は楽しい気持ちで過ごすために生きているようなものです。
楽しめることがあるだけで疑いの目を向ける人も確かにいるのですが、本来はどんな感情を感じて過ごすのかは個々人の自由です。
うつ病だからずっと憂鬱な気分で過ごさないといけないということはないし、健康だから落ち込んではいけないということもないのです。
楽しむことは誰もがもつ平等の権利。
むしろ楽しむからこそ何事にも前向きになっていけるのです。
自分の夢を見つけるヒントにもなります。
だからこそ楽しむことに遠慮なんて必要ないと私は思います。
うつ病治療のためにもどんどん楽しみましょう!
最後まで感謝そしてありがとうございます
skycircle