うつ病

うつ病と睡眠の関係性について!回復のサイクルを見つける!?

うつ病を患っている人は、
同時に睡眠障害に悩まされていることがほとんどです。

不眠であったり、日中の眠気だったり、
症状の出方は人それぞれですが、
睡眠障害という大きな枠組みで見ると、
ほとんどのうつ病患者さんは、睡眠にも問題を抱えています。

また、うつ病が改善しても、
睡眠障害を克服できないがために、
うつ病を再発するケースもあります。

睡眠とうつ病には、
切っても切り離せないような深い関係があり、
見逃せない部分です。

私も中々寝付けなかったり、
睡眠の質が浅かったり、睡眠の改善は苦労しました。

そして今現在も気が緩むと、
不規則な生活になったり、
寝る時間がズレたり・・・・・・。

本当に、ちょっとしたきっかけで乱れてしまいやすいポイントだと感じております。



うつ病の睡眠障害改善のためにやってきたこと

私もうつ病治療をする中で、
医者に毎日同じ時間に寝て、起きるようにと言われました。

夜0時前には寝て、朝7時には起きるという理想的な生活。

そこを目標に早く寝ようと心掛けたりしました。

けれど、いきなり早く寝ようとすると、
全然寝付けないということが発生して、
かえって生活習慣が乱れました。

日中は眠気が強くて起きてるのが辛く、
夜は目がパッチリ冴えわたる・・・・・・。

まさに私は昼夜逆転しているような状態でした。

睡眠障害と呼べるほど、酷いものではなかったようにも感じますが、
それでも睡眠を規則正しくすることは、けっこう至難の業だと思いました。

早く寝ようと決めても、思ったように眠れない。

朝は決めた時間よりも、多く寝すぎてしまう。

思い通りにできないことで、すごく自分を責め、
イライラしたり落ち込んだり、心が乱れました。

このままではかえって悪化しそうなんて思い、
「夜早く寝ることから、毎日同じ時間に寝付く」という目標に変えました。

夜眠くなるまでは、起きて活動し、
眠くなったら眠る。

そういう生活を1週間続けて、眠くなる時間を割り出し、
そのデータをもとに、毎日何時に寝るのか?ということを決めました。

深夜に眠る感じにはなりましたが、
変に早く寝ようとするよりは、無理なくリズムを作れました。

あまり自己嫌悪にもならなかったです。

本来であれば、例え思い通りに眠れなかったとしても、
「そうしようとしたという姿勢」を褒めていいところです。

ですが、当時はあまりそういう余裕はありませんでした。

やっぱり早く良くなりたいと気持ちがあって、
長い目で見るなんてことは頭になかったんです。

そして、すぐに思うとおりにいかないと、自分を責めるというパターンが出来上がりました。

人によってどういう睡眠障害を抱えているかというのは違うと思うので、
改善方法は人それぞれになってくると思うのですが、
こういう経験を通して、簡単にできそうだと思うくらい目標は小さくした方がいいと感じました。

理想の自分から逆算して考えると、初めの一歩が思い浮かびやすいかもしれません。

ちょっとずつでも、確実に改善する方が結果的には早いと感じました。



うつ病は月に1度は改善した部分を見つける

小さい頃は、毎日が新しいことばかりで、
新鮮に感じたと思います。

初めて見たものや、初めて触れるもの、初めてできるようになったことなど、
毎日が成長の日々です。

ですが、大人になると、自分で意識しない限りは、
自分の成長を感じ取ることが難しくなります。

既に経験したことがあることに囲まれるようになるので、
意識して探さない限りは、
中々発見することが難しいのです。

これはうつ病治療においても同じです。

日々を送る中で、意識して改善した部分を見つけることで、
治療が前向きに前進していることが分かります。

長期的なものになるからこそ、
月に1度は改善した部分を見つけて、
自分が前進していることを認識するのです。

もしかしたら、改善している部分なんてないよと思うかもしれませんが、
毎日生活している以上は変化していないなんてことは絶対にないです。

絶対にどこかは、良くなっていっているはずです。

無理矢理にでも良いので、見つけてください。

そうすることで、うつ病治療にも前向きに取り組めます。

最後まで感謝そしてありがとうございます

skycircle



 

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