うつ病の人は、アルコール依存症を合併して起こしている場合が多いと言います。
そういう統計で言えば、うつ病の人は確かにアルコール依存になりやすいのかもしれません。
お酒は落ち込んだ気持ちを簡単に忘れられる手段なので、
憂鬱を感じた時に手を伸ばしやすいのかもしれませんね。
ただ、うつ病治療においては、
できるだけアルコールの摂取は控えた方がいいでしょう。
アルコールを摂取すると、眠りが浅くなったり、
生活習慣が乱れたり色んな悪影響があります。
難しいのかもしれませんが、できるだけ避ける方が無難です。
また、私の考えにはなりますが、
スマホ依存症というのもありますよね。
たびたび触りがちなスマートフォンですが、
その影響で若い人達のうつ病発症率が上がったんだそうです。
まだうつ病とスマートフォンの関係性については、
そんなに囁かれていませんが、
統計で見れば確かにうつ病率があがっています。
姿勢が悪くなって血流も悪くなりますので、
健康にも悪影響です。
これもまた、
制限するに越したことがないものだと思います。
うつ病は何故アルコール依存症はおこるのか?
アルコール依存症もまた、
うつ病同様に、脳に異常が起きて、おこると言われています。
飲むことをやめようと思っても、
やめることができない。
うつ病と同じように、
これもまた辛いものです。
そしてアルコール依存症でお酒を飲み続けると、
脳が縮んでいくというお話もあります。
私が思うに、
アルコール依存症は脳の機能の低下から起き、
さらに低下して脳が退化していくということなのではないかと思いました。
こうやって考えると、
うつ病であれ、アルコール依存症であれ、
機能が低下してしまった脳を鍛えていくことが、
改善につながる感じがしますよね。
うつ病もアルコール依存症も、
関連性をもった病気で、
同時進行で治療していくということが必要になってくるのかなと私は思います。
うつ病が治るとアルコール依存症は治る?
世の中の認識では、
うつ病とアルコール依存症は別々の病気として扱われていると感じます。
ですが、私としてはどちらも関連し合っている病気だと感じるのです。
原因も脳という共通した部分にあります。
共通部分に原因があるからこそ、どちらかが良くなると、
もう片方も症状が緩和されるというのは、充分あり得ることじゃないでしょうか?
また、アルコール依存症とまではいかなくても、
お酒をついつい飲みすぎる傾向にある人は、
脳の機能低下を起こし始めている可能性があると思います。
そういう人も、
早めに治療を開始した方がいいと私は感じます。
話が逸れますが、
依存症を手放すときに私が重要だと感じていることが2つほどあります。
それは、依存症をもっていることにどんなメリットがあるのかということと、
依存症を持ち続けるデメリットにどんなものがあるのか?ということを
しっかりだしておくことです。
多くの人は、
依存症の中に何かしらのメリットを抱えていることが多いと思います。
アルコール依存症でしたら、
アルコールを飲むことで、落ち込んだ気持ちを感じないでいられるなどです。
そういったメリットを認識しているからこそ、
お酒に手を伸ばそうと考える日があるのです。
そしてメリットを認識したら、
その依存症をかかえることでどんなデメリットがあるのか?ということを
たくさんだします。
それはもう、依存症で居続けるのはもう嫌だ!と思えるくらいに。
もし、メリットとデメリットをださずに治療を進めると、
やめたいのにどうしてやめられないのだろう?とか、
何でこんな思いをしてまでやめたいんだっけ?っと疑問に感じる日がくる可能性が高いです。
例え短い時間でも迷うと、
依存症の手放しはかなり辛いものになりえます。
しっかりとした目的意識をもってこそ、
私達は治療にだって前向きに取り組めるのです。
最後まで感謝そしてありがとうございます
skycircle